ああーもう全てを忘れて
無責任に投げ出したいっ!!
そんな思いをガマンできない日が
私にもあります。
これってそもそもやる意味ないかも…
ここまで頑張れたから諦めてもいいか
続けてもきっと上手くいかないから辞めよう
こういう無責任に投げ出して良い理由を
超高速ででっち上げまくる
自分のクリエイティブさに
驚くわけですが笑
こうなってしまった時に使う
「自分を前向きに頑張らせ続ける」
秘密の復活術を今回は紹介します。
全てを投げ出したくなったとき
自分にこんな質問をしてみてください。
「今、自分が嫌になっている理由は
以下のうちどちらでしょう?
①面倒くさいから
②解決策がわからないから」
無責任に投げ出したくなった時
大体このどちらかが理由である
ことが多いのです。
それぞれの解決策を紹介していきます。
①面倒くさいから
いちいち絵具作ってチマチマ
塗っていく作業とか、もう面倒くさい。
やることはわかってるけど
楽しくないから辞めたい
そんな時、あなたはたぶん疲れています。
仕事をしながら絵を描く日曜画家の場合
体が疲れている状態で絵を描くことも多いでしょう。
すると、全力であなたの体が妨害してきます。
もう寝ろ!今日の作業は終わりだ!
という感じです。
そんな時は素直に休んでしまう
のも手だと思います。
(以前、頑張りすぎて展示の最中に倒れて
病院に搬送された画家仲間がいます。)
疲れているのにやせ我慢して絵を描くのが
習慣になっていると、自分の中で絵を描くのが
「しんどい作業」になってしまいます。
すると、続けられなくなり絵の道
を完全に辞めることになりかねないです。
また、休み休み続けていれば立派に仕上がった
はずの絵が、完全に放り出されて未完に終わる
リスクもあります。
描きかけの絵がイーゼルの上であなたの
帰りを待って泣いている
そんな場面を想像してみてください。
時間がかかっても良いので休み休み描いて
完成させてあげましょう。
そして疲れている時にやる作業は
マイナスになりかねません。
疲れているけどやせ我慢して絵を描き
その結果、マイナス1をたくさん積み重ねる
ような作業をして余計に時間がかかってしまう
これもよくある話です。
まあまとめると、面倒くさいと思ったら
時間がかかっても良いから休み休み続けて
完成させましょう。
というお話です。
さてここで、あなたが面倒くささを超えて
画家として活躍するのに役立つエピソードを紹介
します。
私はこれを「誇り高き退屈さとの戦い」
と呼んでいるのですが
これを紹介していきます。
絵を展示販売する仕事を長くやっていくと
「自分にとっての売れる絵の型」が見えてきます。
この型を守って絵を描くとほぼ確実に売れる!
そんな絵が見えてくるわけです。
当たり前ですが、この
自分にとっての売れる絵は
描くと売れて手元からなくなります。
展覧会のためにいくつかのパターンの絵を
用意しても、自分にとっての売れる絵
はすぐになくなるのです。
すると展覧会の準備で絵を描く場合
手元からなくなった「自分にとっての売れる絵」
を補充する時間が制作の大部分に
なったりするわけです。
これは退屈です。
新たな発見も成長もなく
描けば売れるとわかっている絵を描く
つまらんのです。
しかしこの
「退屈さとの誇り高き戦い」に勝つことが
プロの画家なんだと私は思います。
ちょうど歌番組に呼ばれると「祭」を
歌わされる北島三郎のように
お決まりの勝ちパターンで
お客様を喜ばせ、売り上げも上げる
というのが職業画家の使命なわけです。
さてさて、話がそれましたがお次は
「②解決策がわからない」を選んだ場合です。
「今、自分が嫌になっている理由は
以下のうちどちらでしょう?
①面倒くさいから
②解決策がわからないから」
無責任に投げ出したくなった時
大体このどちらかが理由である
ことが多いのですが
②解決策がわからない
この場合は
まずGoogleとYouTubeで調べましょう。
絵具の種類や描き方のコツ、ブログの作り方などなど
今の時代はあらゆる情報が無料で解説されています。
GoogleとYouTubeの両方で調べると解決のヒントが
見えるわけです。
それでもわからない場合、詳しそうな人に
質問しましょう。
(質問お待ちしております。)
これで多くの場合解決できるのですが
それでも解決できない難しい問題は
いろいろあると思います。
自分が絵を描く意味とか?
自分が本当に欲しいモノは何なのか?
仲間と打ち解ける方法とは?
などなど生きてりゃいろんな
哲学的な問いが生まれると思います。
こういう瞬時に解決できない問いは
一旦保留にしましょう。
考えるのを放り出すのではありません。
答えを決めるのを先送りにするのです。
すると
読書中、入浴中、サウナでぼんやりしている時
友達とどうでもいい話で盛り上がっている時
突然答えがひらめくことがあるのです。
これがメチャクチャ気持ちいいんです。
時々、私は嬉しくて、はしゃぎすぎて
周りに引かれてしまうことすらあります笑
なので自分なりの答えを考えることを
放り出さず、考え続けることを
楽しんでほしいと私は思います。
最後まで読んで頂き
ありがとうございます。
それではまた次回までさようなら~