「これまでは芸能人の写真を
ソックリに描くような絵を描いていました。
でも最近それじゃあ満足できなく
なってしまったんです。
自分にしか描けない絵を
描けるようになりたいんです。」
つい先日、こんな
どこまでも純粋な画家さんの
心の叫びのような
話を聞きました。
この気持ち、本当に共感できます。
今回はこの好感の持てる画家さんの
お話をしようと思います。
■Twitterでいいね!たくさんついてるけど…
Twitterをぼんやり眺めていると
芸能人の白黒写真かな?
と思うレベルのデッサンに
いいね!300
リツイート170
みたいな投稿を見かけることがあります。
私なんかは、素直にその名人芸に
職人的なクオリティーの高さに
感心してしまうのですが
(自分で描きたいとは思いませんが。)
しかし、なんと!
こういう絵を描ける画家さんの中には
「写真ソックリに描けてもしょうがない…」
「自分にしか描けない絵を見つけたい!」
こういう思いを胸に秘めている
方が要るようなのです。
ついこの間、私がzoomで個人相談を
した画家さんがそんな思いを持っているようでした。
■一般人は褒めてくれるけど…
芸能人の顔の絵を
写真ソックリに描ける
するとやはり
「誰が見ても“スゴい技術”の絵」
を描くことが出来ます。
すると、一般の人(美術の専門家ではない人)は
「写真みたい!すごい!!」
みたいなリアクションで褒めてくれる
ことは多いようです。
しかし!彼はそれでは満足できなくなり
“何かの写しではない”
「自分にしか描けない絵を描きたい」
そう思うようになったそうなのです。
■自分探しの旅に美術館へ
「自分にしか描けない絵」を見つけるべく
彼は美術館に行き、様々なアーティストの作品
を最近見るようになったそうです。
すると
「今まで自分は本当に何も知らなかったんだ…」
「皆こんなにいろいろな“持ち味”を
持っているのに自分には何もない…」
そう思い、落ち込んでしまったそうです。
※この気持ちは本当に共感できます。
■自分のイメージを思い通りに描きたい!
彼はいろいろなアーティストの作品を見る中で
「自分の脳内に思い浮かんだイメージ」を
自由に描きたい!
と思うようになったそうです。
イメージはいろいろ湧いてくるけど
それを形にする「絵画の基礎技術」がない
そのせいで「自分だけの絵」を描けない…
そんな苦しい状況にいるようでした。
■自分にマッチした画材を見つけたい!
また、美大を出ていない彼は
絵画の専門家から指導を受けたこともなく
自分の持ち味を生かすために
なんの画材を使えば良いのか?
自分が思い描いたイメージを描くのに
向いた画材は何なのか?
さっぱりわからない!
そんな状態のようでした。
私は彼の純粋で好奇心に満ちた
作家としての“学習姿勢”に
オリジナルな作品の制作への情熱に
感動させられました。
■自分にしか描けない絵
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます。
「自分にしか描けない絵」を描く
これを可能にするのが
〇イメージを形にするための絵画の基礎技術
〇自分にマッチした画材との出会い
この2つです。
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自信が持てない…」
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