ここ数日一気に涼しくなって
夏が終わってしまったのだ…
と強く感じますが
毎年この季節になると
生命感あふれる季節が終わり
気温がドンドン下がり
もしかしたらこのまま死んじゃうかも…
みたいな生命の危機を
体が薄っすらと感じるのは私だけでしょうか?
今回はそんな「儚げな空気を感じる季節」
をテーマに描いた私の新作を見て欲しい!!
そのために書いています笑
今回は来る11月の京都大丸の展示に備え
今描いている作品の1枚を
お見せいたします。
なかなかエモい作品が描けたと思うので
是非ご覧ください↓
こんな感じでこの絵は
流水紋×金箔で夕暮れ時の水面を表現し
秋らしい赤とんぼを描いた作品ですが
実はこちらの作品、過去に描いた
↓の作品と対になる作品なのです。
風神雷神図屛風のような
二曲一双の屏風のイメージ
あるいはポケットモンスター金銀
みたいなイメージで笑
昼間の夏の川×プラチナ箔×オニヤンマ
夕方の秋の皮×金箔×赤トンボ
を描いたわけです。
自分はこんな感じで
作品1枚でも成立するけど
2枚が対になっている
みたいな絵を描くことも時々あるんです。
■テーマは儚げな印象、うっとり感、グッと来る感とか
今回の
金箔背景×夕暮れ時の光の設定
これは非常にエモーショナルな
うっとり感グッと来る感があって
自分はよく使うのですが
今回はモチーフがトンボなだけあって
今にも壊れてしまいそうな
それでいて気になってしまう何か
みたいなモチーフを描けた気がします。
(トンボやカゲロウは儚げなイメージがありますよね。)
※私は絵を描いている時は主情主義120%なのです。
※この間、知り合いの獣医さんに
「画家なのに脳内は科学者のようですね~」
と言われました笑
私は普段は主知主義300%のアスペなのです笑
※あまりにドライな物言いでご迷惑をおかけした皆さま
本当にごめん…
■次回予告
次回のメルマガでは今ちょうど描いている
「ある社長さんの家族肖像画」のお話をさせて頂きます。
この肖像画の作品解説のみならず
どういう経緯でその社長さんと出会い
「家族肖像画」を描くことになったのか!?
といった裏側のお話もさせて頂くので
是非お楽しみに~