ちょっと展覧会やりすぎでは?
と思う画家さんが最近多いので
今回は「展覧会のオススメ頻度」
というテーマで語っていきたいと思います。
私は普段いろいろなステージで活躍する
画家さんから話を聞くのですが
なんと1年に6回も7回も展示に
絵を出している画家さんが
そこそこいるようなのです。
これは驚きです。
しかもその多くが
決して安くない展示料金の会場で
行われる大規模グループ展や
海外出展団体など
あまり「画家のためにならない展示」
ばかりなのです。
◆しょっちゅう荷造りしなきゃいけない◆
1年に6回も展示をやっていたら
2月に1度のペースで
新作の「補充」やら
額縁の手配やら
会場への支払いやら
梱包やら配送やらを
やっていることになります。
これはハッキリいって
全く「文化的な時間使い方」
とは言えません。
実際私も年に6回ほど
展示をやった時期がありました。
当時まだ美大生だった私は
野心も体力も有り余っていたので
狂ったように
新作の「補充」やら
額縁の手配やら
会場への支払いやら
梱包やら配送やらを
しょっちゅうやっていました。
※幸い私が参加していたのは販売を
前提にした会場での展示で、しかも
そこそこ売れていたので
資金ショートはしませんでした。
◆「忙しい画家」になった気分◆
まぁ正直申し上げて、
こういうペースで
展覧会活動をやっていると
活発に活動している「忙しい画家」
の気分を味わえる
というのは事実です。
1月半に1度の学内講評会のために
1枚だけ絵をまったり描く
美大の授業にエネルギーを持て余していた
当時の私にとっては悪くない体験でしたが
これは多忙な社会人になってまで
やることではないな
と今では思います。
◆声をかけられなくなるのでは?という不安◆
まあ言ってしまえば
年に6回も展示するのは多すぎだから
参加する展覧会を減らすべきだよ
というお話なのですが
そうは言っても善良な画家さんは
1度断ってしまったら
もう声をかけられなくなるのでは?
という不安を持っていると思います。
これでは主催者の思うツボです…
◆学ぶ時間、じっくり制作する時間も大事です。◆
「あなたの作品は、あなたの作家としての実力は
前の展示より確実にレベルアップしてますか?」
ここまで読んでくれたあなたに
お聞きしたいのがこれです↑
まあ正直申し上げて年6回も展示をやってたら
目の前のタスクをさばくのに必死で
自分の絵のクオリティーをあげたり
作家活動に役立つ“学び”
に使える時間はないと思います。
ただでさえ現代の画家は多忙なのですから
学ぶ時間、じっくり制作する時間は
意識してとらなければ
あなたの作家人生はドンドン先細りに
なってしまいます。
◆今までと同じ時間の使い方じゃ変われません◆
ここまで聞いても“変われない”画家さんも
いると思います。
そこでもう1つ知ってほしいのが
「今までと同じ時間の使い方
じゃ変われません」
ということです。
これまで続けてきたけど、あまり意味がなかった
こと、これを心を鬼にしてピックアップし
辞めるべきなのです。
そして、空いた時間に、新たな挑戦を
するわけですね。
まぁもっと具体的に言えば
参加する価値のある展示だけに参加しましょう。
ということですね。
こういう勇気ある決断ができる
画家さんが増えていくことで
画家のタメになる展覧会のみが生き残り
そうでない展覧会は自然に消えていくわけで
今よりも画家が生きていきやすい場所を
作るためにも
参加する価値のある展示だけに参加する
というのは重要なわけですね。
◆展覧会のオススメ頻度◆
私が目指す作家活動の最高到達点
をイメージした時
展覧会は1年に1回か2回ですね。
集客と販売の仕組み、濃いファンが
豊富にいる状態で
「ちゃんとしたお値段」で
年に1回か2回展示販売するわけです。
これで出品作品の半分以上が売れる
という状況なら文句はないと思います。
(完売すると次の準備が大変なので笑)
お客様から見た場合
その画家の絵が欲しい場合
今のチャンスを逃すと次は
6か月後または1年後
みたいな状態になるわけで
こういう強気な活動をしても
成立する作家活動が最高だと
私は思っています。
この状況を作るべく
少しずつ準備を進めているところなので
なるべく早く皆さんに良いニュースを
届けられるよう頑張っていきます!
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