私は今!浮かれています。
今年で1番浮かれているかもしれません笑
浮かれ過ぎて隙だらけです笑
理由は“尊敬する人”から
絵の注文が入ったからです。
この上ない名誉と
程よい緊張感が入り混じったような
心地よい感覚を味わっております。
まさに
「お値段以上」で
「priceless」な体験です。
400年前
スペイン国王に肖像画を納めた
宮廷画家ベラスケスや
江戸幕府お墨付きの御用絵師
だった狩野派の絵師も
こんな感覚を味わっていたのかもなぁ
なんてことを考えております笑
さてさて前置きはこのくらいにして
今回は
「絵を買う人が考えてること」
というテーマで語っていこうと思います。
展覧会で絵を購入する人や
画家に絵を注文する人の脳内では
どんなことが起きているのか?
これを知っていれば
きっとあなたの絵も売れると思うので
是非最後まで読んでいってくださいね。
■頑張ってきた証、シンボル■
「絵画とは常に“象徴”なのだ。」
とラングドン教授は『ダヴィンチ・コード』
の中で語っていましたが
これはまさにその通りで
何がモチーフかわからない
抽象絵画や半立体の絵であっても
絵画は常に何かの“象徴(シンボル)”
なのです。
“象徴(シンボル)”とは
目に見えない何かを目に見える形にしたもの
と考えて良いでしょう。
黄金色に輝く優勝カップや
虹色の光を放つクリスタルガラスのトロフィー
は受け取った人が“頑張ってきた事実”
という“目に見えないもの”を
目に見える形で表現したものですが
絵画にもこういった側面があるわけですね。
頑張ってきた証、シンボルとして
絵画を買う
絵を買うお客様を観察していて
最も多い購入理由はこれなのです。
販売を前提にした絵画を描く場合
このような
「誰かの人生を肯定し、
賛辞を送るような」
そんな雰囲気の絵を描けると良いですね。
■これからも頑張るぞ!■
実際に一点物の絵画を購入し
部屋に飾ったことのある方は
わかると思いますが
優れた絵画は、他のインテリアの
追随を許さない
「圧倒的な存在感」
「圧倒的なエネルギー」
があります。
その絵を見ただけで
瞬間的にエネルギーをもらえて
「これからも頑張るぞ!」
と思えるような絵は
見る人に力を与えるわけですね。
■「よく観察して描く」べし■
さてさて、ここからは「注文制作」
の時、どのようなポイントに注意して
描けば良いか?
について解説していきます。
我々が耳にタコができるほど聞いてきた
「モチーフをよく観察して描け」
という教えが注文制作でも重要に
なってきます。
モチーフとは「制作の動機」
のことですが
注文制作で観察すべきは
モチーフの外見、見た目の印象
だけではありません。
■注文主の“姿”を観察■
注文してくれた人がこれまでの人生で
大切にしてきたものは何なのか?
これをよーく観察して描きたいわけです。
具体的には注文者がこれまでの人生で
大事にしてきた
仕事、家族、価値観などなどを
つぶさに観察し
作品のビジュアルに
落とし込みたいわけですね。
これができなければ
具象絵画ならば写真やCGの劣化コピーに
なってしまいますし
抽象絵画なら、絵の具がゴテゴテ塗ってある布
にしかなりません。
■グッとくる見た目でカタチにする■
そしてこれは言うまでもありませんが
絵画は視覚芸術なわけなので
“グッとくる見た目”に
仕上げられるのか?
これが最も重要ですね。
コンセプトやストーリーが
いかに素晴らしくても
ビジュアルがショボいと
絵画じゃなくても良いもの
になってしまうわけです。
■あと保存上の注意もね■
あと最後にこれは補足なのですが
販売を前提にした絵画の場合
耐久性も重要です。
絵具の劣化、変色の心配がないように
材料の特性を理解し
材料をしっかりコントロールして
仕上げる
“職人技”が必要なわけですね。
■チャンスをつかむには?■
さてさて、今回
職業画家の心得のようなことを
いろいろ書いてきましたが
ぶっちゃけ、どれだけ素晴らしい
チャンスが来ても
作品を“カタチ”にする力がないと
チャンスをムダにし、注文者をガッカリ
させてしまいます。
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