【脱シロウト】生きてる絵を描くには

ヨーロッパの有名美術館から
世界中の誰もが知っている名画が
日本にやってきた!

そんな○○美術館展を
見に行ったことはあるでしょうか?

今日は名画が持っている
「とてつもないオーラ」を

あなたの絵に宿らせる方法について
アツく語っていきます。

◆巨匠の絵のとてつもないオーラ

○○美術館展の目玉作品
の展示スペースに
ようやく辿り着いたものの

人垣が何重にも重なっていて

すんごい遠くから
すんごい小さくしか
名画が見れない泣

そんな体験をきっとあなたも
したことがあると思います。

※私は何度も何度もあります笑

ここで驚くべき体験を
すると思うんです。

薄暗い展示空間の中
弱い光でライトアップされた

ものすごく遠くに小さく見える

何重ものアクリルガラスで保護された
人垣越しに見えるその名画が

「まるで神様がいるような雰囲気」
を放っている

あの人垣の中心に
何かとてつもないオーラを放っている
他のどんな絵よりも存在感を放って

とてつもない存在感で
静かに佇んでいる

そんな名画、時々ありますよね。

もしこの名画が放つ
とてつもないオーラを
100分の1でもあなたの絵に
宿らせることができたら‥

きっと誰もが目がクギ付けになる

遠くにあるその絵が
気になってしまい
思わず近寄っていき、
数分間無心で見つめたくなってしまう

そしてきっと

審査員ならその絵を
受賞作品に選びたくなる

コレクターならその絵を
購入しコレクションに加えたくなる

作家仲間なら嫉妬を飛び越えて
その作家を崇拝したくなってしまう
でしょう。

※これは大袈裟な話ではなく
たまにそういう作品があります。

◆写真ソックリの死んでいる絵

どうすれば巨匠の絵のような
とてつもないオーラが絵に宿るのか?

ここで多くの作家がやるミスは

写真を見て絵を描き
「写真の劣化コピー」
のような絵を

死ぬほど時間をかけて描く
というミスです。

よくSNSで見かける
芸能人の写真と見まごうレベルで
ソックリ描いた模写作品ありますよね‥

他にも白い紙の上に食べ物が
本当に乗っかっているように
立体的に描く「だまし絵」
のような色鉛筆画

などなどもありますよね。

でもここで冷静に考えて
みてほしいんです。

こういう写真ソックリの絵って
多くの人がその技術と根性を
スゴイと思って「いいね!」を
押すかもしれません。

リツイート(リポスト)されまくって
SNS上でのプチ有名人に
なれるかもしれません。

ですが!

その絵を欲しいと思う人は
ほぼいないでしょう。

※そういう作家は販売の現場でも
ほぼ見ません。

ぶっちゃけこういう写真の映し
みたいな絵って

作家の美的判断が加わっていない
作家の試行錯誤が感じられない

血の通っていない死んだ絵に
見えるわけです。

こういう絵を絵を描きなれた人
目の肥えたコレクターが評価しないのは

こういうわけなのです。

◆細かく描けば良いワケじゃない

じゃあどうすれば巨匠の絵のような
「生きてる絵」が描けるようになるのか

いくつかの要素に分けて
ここから解説していきます。

まず1つ目が

細かく描けば良いワケじゃない

これです。

巨匠の絵の実物を見たことが
ある方はわかると思いますが

とんでもないリアルさを誇る絵も
実は近寄ってみると

“あんまり細かく描いていない”
ことが多いのです。

※特に昔のヨーロッパの絵

画面上で「大まかな色と形」
を最適なバランスで配置する

視線が集まる部分だけを
細かく描く

このバランス感覚が
この緩急の加減が

イキイキとしたオーラを
宿らせるのです。

「大まかな色と形」
を最適なバランスで配置している

だから名画は

すんごい遠くから見える
すんごい小さい状態でも

「そこに神様がいるような存在感」
があるのです。

◆素材の味を最大限生かす職人芸

キャンバスにドロドロの絵の具を
その場のノリでぶっかけていく

マーガリンをパンに塗るみたいなノリで
ショートケーキの表面みたいな
ボテッとした絵を描く

こういう絵を最近SNS上では
よく見かけます。

映像作品としてこれらは素晴らしいんですが

絵画作品としては
「いろいろな意味でヤバい」んです。

まず疑いようなくヤバイのが
「長持ちしない描き方」で描いていること。

ガラスや金属、鏡になんの下地もなく
いきなり油絵具をモリッと乗せて
描いた絵がネットショップで数十万円で
売られていたりする

そして何枚も売れている。

この絵を買ったお客様は数年後に
絵具が剝離し始め

「裏切られた気分」を味わうことになります。

これは「自由な表現」の名の下にも
正当化できない罪です。

※ちなみに製造物責任法に基づいて
訴えられる可能性があります。

そしてもう一つ言えるのが
「マチエルの解釈が美しくない」
これです。

モリモリ描く
この厚塗りの技法は

薄塗りの部分との対比で
初めて本領を発揮します。

そして

厚塗りで明るい部分
薄塗りで暗い部分を仕上げる

このルールを守るとさらに
神々しい、存在感のある
モリッとした絵を描けます。

これは「私の個人的な感想」ではなく
美術史や材料学の基本を知っている人なら
誰もが同意することです。

実際

レンブラントやヴァン・ダイキ
のような画家たちの「厚塗り」の名画
を見たら

厚塗りと薄塗の対比で見せる

厚塗りで明るい部分
薄塗りで暗い部分を仕上げる

↑このルールを守らずに描くのが
愚かで恥ずかしいことだと痛感すると思います。

画家を自称する人はこの辺りのキソ教養は
身に着けておくべきでしょう。

なんだか説教くさくなってしまい
すみません。

でもそれだけ

巨匠の描き方や
材料の特性を知ったうえで描く

これはメチャクチャ重要ですし

これを踏まえたうえで
「あなたが描きたい絵」を描く

そうするときっと
あなた史上過去最高の
「生きている名画」を描けるようになるんです。

これは自信を持って言えます!

 

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最後までお読みいただき
ありがとうございました。それではまた~ 

 

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