どのくらいの画力がついたら
絵が売れるようになるのでしょうか?
ついこの間、画家さんから
こんな質問を頂きました。
今回は↓の6つの切り口から
これに回答していきます。
①絵が売れる要因は3つ
②ウマけりゃ売れるわけではない
③人体描けなきゃダメはウソ
④写真を使って描く画家さんへ
⑤拙い技術でも売れる絵
⑥自分の絵を描くために必要な技術
それでは1つずつ解説していきます!
◆①絵が売れる要因は3つ
まず初めにお伝えしたいのは
絵が売れる要因は3つある
ということです。
○欲しいと思われる絵
○絵を買うお客様
○会場でのセールストーク
この3つです。
つまり絵のクオリティーさえ
高ければ売れるわけではない
ということですね。
今回は「欲しいと思われる絵」の話を
深堀していきますね。
◆②ウマけりゃ売れるわけではない
・ホンモノそっくりの絵
・技術を見せびらかす絵
こういった絵を好んで買う人は
あくまで「ごく一部」です
※ただ誰でも描けそうな絵は
「欲しい」と思われないので売れません。
リアルに描こうとしているのに
技術が足りないせいで
リアルに描けていない
こういう状態はマズイです。
ですが写真のようにリアルな絵
でなければ売れない
なんてことはないわけです。
◆③人体描けなきゃダメはウソ
画家を名乗るからにはアカデミックな
デッサンのスキルが絶対必要!
なんてことはありません。
画力に自信がなかったり
美大を出ていないことが
コンプレックスになっている画家さんは
まずは人物をリアルに描ける
ようにならなくては!
と思い込む方も多いのですが
人物画家になりたい方以外には
これはオススメしません。
例えば
良い風景画を描きたい場合
人体構造の理解よりも画面構成のセンスや
光や色彩の表現を学ぶべきでしょう。
◆④写真を使って描く画家さんへ
写真を見て描くのはズルい!
なんてことはありません。
現代の一流の写実画家の多くは
写真を使って描いています。
しかも形はトレースしている
画家も多いです。
ただ使う写真は自分で用意しましょうね。
ネットで拾ってきた画像を
勝手に使って描き
自分の作品として発表するのは
著作権的にもアウトですし
何よりも作家としてビミョーだと思います。
◆⑤拙い技術でも売れる絵
形も狂ってる
描写もいまひとつ
構図もつまらん
でも
「思わず好きになってしまう」魅力的な絵は
バンバン売れていくこともよくあります。
上手いか?よりも欲しいと思われるか?
が大事なわけです。
※実際にこういう画家は
結構な数います。
◆⑥自分の絵を描くために必要な技術
ここで今回の結論
一番伝えたいメッセージの話ですが
“あなたが思い描く理想の絵のイメージ”
これを描くのに必要な技術さえあればOK
人物画には人物画の
風景画には風景画の
静物画には静物画の
「必要な技術」があるわけです。
絵を描くためのアカデミックな
ありとあらゆる技術を身に着ける
必要なんてないわけですね。
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