ついこの間、私が百貨店で開催した
個展の仕事をどうやって手に入れて
結果を出すためにどんな準備したか?
今回のその手の内のすべてを明かします!
今回の内容はぶっちゃけ“有料級の情報”
なので是非最後まで読んでいただければと思います。
■受賞歴も知名度も要らない
賞をとって有名になって
初めて個展が開ける
こういうイメージを持っている
画家さんは少なくないようですが
これは大間違いなんですね。
実際、受賞歴0の無名の個人の画家さんで
平均的なサラリーマンの倍以上の収入を
絵の販売で得ている画家さんを
私は何人も見てきました。
確かに受賞をキッカケに
雑誌に取り上げられたり
良い画家を探している画商さんの目に
留まることもないわけではないですが
個展を成功させるにあたって
受賞歴も知名度も重要ではないんですね。
■受賞と原画の販売は別種目だから
なぜなら!
賞をとれるような奇抜で目立つ大きな絵
部屋に飾りたいと思う絵
これらは全く別のタイプの絵だからです。
想像してみてください
視界に入るだけで鳥肌が立つような
ゾクゾクさせられるようなバカでかい絵の
飾ってある部屋で
あなたはくつろげるでしょうか?
こういう絵に価値がないとは言いませんが
こういう絵は美術館やギャラリーで
展示されるべき絵であり
お客様が自宅の部屋にほしいとは
思わないわけですね。
■インフルエンサー画家の個展会場
フォロワー50万人
動画再生回数300万回!
こういうSNS上で有名なインフルエンサーの画家が
時々、個展の告知をしていますが
彼らが“どんな場所で個展をやっているか”
見てみると
ぶっちゃけ“極めてジミな場所”であることが多いのです。
百貨店美術画廊のような第一線で
展示するインフルエンサー画家はほぼ0ですよね‥
この先時代がどのように変化するかは
わかりませんが今のところ
SNSで有名なインフルエンサー画家は
百貨店やアートフェアのような
アート業界のメインストリームからは
「相手にされていない」わけですね。
こういったことからも
知名度と画家としての成功は関係ない
と言えるでしょう。
■目の肥えたコレクターに選ばれるか?
さてさてここまで
受賞歴、知名度は絵が売れるかどうかと関係ない!
という話をしてきましたが
じゃあ何が個展の成功において大事なのか?
といえば
個展会場の抱えるお得意様の
「目の肥えたコレクターさん」を満足させる
クオリティーの絵をお出しできるか?
これです。
■コネも飛び込み営業も不要
話が少し脱線しましたが、今回の
メインメッセージの1つが
ついこの間、私が百貨店で開催した
個展の仕事をどうやって手に入れたか?
でした。
この個展の展示はなんと私は
「部屋から一歩も出ず」
「こちらから営業することもなく」
「向こうから提案される形で」
百貨店での個展が決まったのです。
ここからはどのようにして
百貨店での個展の展示枠をGET
したのか語っていこうと思います。
■今回の百貨店での個展が決まるまでの流れ
➀リールで1万回再生オーバーのコツをつかむ
②私の活動を知った画商さんからdmが届く
③実際に会って話す➡ポートフォリオや過去dmを見せる
④個展が決まる
今回の個展はこのような流れで決まったんです。
Instagramのショートムービーである
「リール動画」を投稿したおかげで
百貨店での個展が実現したわけですね。
■個展が決まったらやること
さてさてここからは「良い個展の枠」がもらえた後
私が個展成功のためにやった準備を解説していきます。
➀良い展示枠を持っている人と繋がって紹介してもらうということ
②「目の肥えた顧客」に“欲しいと思われるクオリティー”
③個展会場を埋められるだけの「生産力」をつけること
↑この3つを意識できてれば
個展は間違いなく成功するでしょう。
1つずつ解説していきます。
■➀良い展示枠を持っている人と繋がって紹介してもらうということ
個展を成功させるために極めて重要なのが
「絵を買う顧客を豊富に抱える会場」で
展示するということです。
百貨店美術画廊やアートフェアで
絵が飛ぶように売れるのは
「絵を買う顧客」が会期中に大量に
会場に来るからなのです。
こういう会場の展示枠を持っている人に
絵を見てもらい、チャンスをもらう
これが画家として非常に重要なわけですね。
※黒沼が主催する画家コミュニティNACでは
やる気のある画家さんを画商さんに紹介しており
つい先日も百貨店デビューを決めたNACメンバーを
2人輩出することができました。NAC参加に興味のある人はお知らせください。
■②「目の肥えた顧客」に“欲しいと思われるクオリティー”
当たり前ですが画家たるもの
作品のクオリティーは非常に重要です。
どれだけコネクションがあり、営業力のある画商が
ついていても作品のクオリティーが
パッとしなければ絵は売れません。
ぶっちゃけSNSで目立っているインフルエンサー画家の絵の
ほとんどがコレクターさんの目を満足させるレベルには
達していないものばかりです‥
■③個展会場を埋められるだけの「生産力」をつけること
そしてプロの画家として重要なのが
クオリティーの高い絵を安定的に量産できることです。
とんでもなくスゴイクオリティーの絵を1枚
描けただけでは意味はなく
1年に何十枚も安定的にクオリティーの高い絵を
生み出せることが重要なわけですね
■画家になるための“次世代の美術大学”
さてさて今回のテーマは
「成功する個展のtodoリスト」でしたが
結論としては
「必要な準備が出来れば個展で
絵を狙い撃ちで売ることも十分可能だ!」
ということですね。
画家のための“次世代の美大”を
コンセプトに設立された
画家のオンラインコミュニティ
NextArtCollegeの内部では
今回紹介したような「本気の画家を応援する」
500本の講義動画、黒沼と一緒に展覧会を作るリアルイベント
企業や自治体とコラボしたアートイベントなどなど
画家にとってのチャンスを数多くご用意しております。
今回の長ーーーーーい話を読んで
ちょっとでもNextArtCollegeに
興味を持ってくれた方は
紹介ムービーを見てみて下さい。
【NextArtCollege紹介ムービー2024】
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた次回までさようなら~