遠くに青く霞んで見える伊豆諸島の島々
これが今回の伊豆アートワーケーションで
1番記憶に残った美しい風景でした。
※アートワーケーションについては後ほど
解説します。
普段部屋の中でディスプレイごしに見る
風景の画像とは全く異なる
圧倒的な空間のスケール
実に複雑な色味の山々
繊細なグラデーションの海景
を3月の寒さの中味わう
そんな印象的な体験ができました。
■季節によって色が変わる山
夏は鮮やかな黄緑
秋は黄金色
冬は黒
伊豆高原のシンボルの大室山は
季節によって大きく姿を変える
不思議な山でした。
中心がくぼんだプリンのような形をした
大室山は「伊豆高原」で検索した時に真っ先に
出てくる名所なのですが
今回のアートワーケーションでは
「黒い山」だったのです。
大室山では今でも伝統的な行事「山焼き」を
毎年2月にやっており
毎年2月は人の手によって一回真っ黒になる
そんなユニークな山だったんです。
↑イメージキャラも3色いました笑
2月の山焼きで真っ黒になった山は
春には萌え木が芽吹き、夏には鮮やかな黄緑色になり
秋になると黄金色の山に変身する
人の手と自然のエネルギーの両方によって
姿を変え続けるとても不思議な魅力を感じました。
■伊豆アートワーケーションって?
さてさて今回私がNACのメンバー数名を引き連れて
行ってきた「伊豆アートワーケーション」とは
何なのかといえば‥
アートの力を使った町おこし企画を4月度以降
やるための「現地の下見&アイデアだし」のための
ワーケーションツアーだったのです。
ワーケーションとはワーク×バケーションで
普段の仕事場を離れ、観光地で観光しつつ
現地の刺激を得ながら仕事もしちゃおう
という“たぶんこれから流行る”
進んだおしゃれなライフスタイルの在り方なわけですが
これを
地方創生×絵のお仕事でやってしまおう
というのが今回の伊豆アートワーケーション
だったんですね。
伊豆高原の町おこしをアートの力でやる
という立派の「お仕事」として今回は
現地に滞在したので
もちろん宿泊費、交通費は0円
なんと現地の方の計らいで食事代も0円でした驚
※自治体からの予算で賄って頂きました。
■地元のアツイ思いを持ったスタッフ
伊豆高原の名所は山がちな地形の伊豆の
様々な場所に点在しており
土地勘のない外からの来た画家の我々は
一人で見て回るのが難しい‥
そこで今回は地元愛溢れるスタッフさんが
車をチャーターしてくださり
2泊3日の短い期間でほとんど歩くことなく
伊豆高原の名所をギュッと凝縮して
堪能することができました。
まさに至れり尽くせりで
本当にありがたかったです。
「町の魅力を発信するための現地調査」
という“お仕事”で観光ができる
しかも参加者全員が“作家先生”として
リスペクトされて作家としての意見を求められる
そんなリッチでエレガントでVIPな体験
普通の観光旅行では味わえない体験を
アーティストとしてできたワーケーションとなりました。
■町の魅力をアートの力で伝えるために
今回のアートワーケーションの目的は
「現地の下見&町おこしのためのアイデアだし」
でした。
そこで旅の最後に関係者みんなで
和室の大広間に集まり
ビジネスアイデアを出し合うディスカッション大会
が開催されました。
これがまた楽しかった。
私だけでなく参加したNACメンバー
の画家のみんなも
伊豆高原の魅力とその伝え方について
メチャクチャな面白いアイデアをたくさん
出してくれて
今回尽力してくれた地元スタッフの皆さんも
大変ご満足いただけたようでした。
〇伊豆高原で活動する画家限定の優遇措置「アーティストパス」の発行
〇伊豆高原で活動する画家の集団制作スペースやアーティストマンション
〇現地に数十か所あるDIY施設と連携したイベントの構想
などなど聞いているだけでワクワクするような
アートイベントのアイデアがわんさか出てきました。
この大広間にいるみんなで
スゴイものを作れるかもしれない
アーティストに優しい街を
直島に次ぐようなアートの新名所を
町ごと作れてしまうかもしれない
そんなクリエイティブな感動あふれる
最高にワクワクする時間を旅の最後に過ごすことができました。
■NAC:あなたが画家になれる場所
今回の伊豆アートワーケーションも
NACメンバー限定の募集でしたが
今後もますますNACのアートイベントは盛り上がっていくので
※ほかにも2024年内開催のホテル展示や住宅メーカーコラボ案件が進行中です
このブログでも進み具合を
随時シェアしていきます。
こういったアートイベントに
興味のある画家さんは是非
NAC紹介ムービーを見てみてください↓
※今はメチャクチャ“いいタイミング”だと思いますよ笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~
追伸
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ご案内させていただきます。