美術系の学歴コンプの話

さてさて今回は
黒沼の学歴コンプの話
です。

恥ずかしいぶっちゃけ話を包み隠さず
お伝えした後、画家の皆さんに役立つ
「お得情報」もお伝えするので

是非最後まで読んでみてくださいね。
それでは早速始めていきましょう~

「全員のデッサン並べた時、
どれが黒沼の絵か一瞬でわかるよ。」

これは受験生時代に講師に
言われた一言ですが

決して褒め言葉
ではありません。

ほとんどの人が本物ソックリ
に描けているので

どの絵が誰の絵かわからないのに

1人だけズバ抜けて下手くそだから
黒沼の絵が一瞬で特定できる

という意味です。

私は非常に残念なことに
3浪もしたのに
ずっとヘタクソでした。

そして3浪もしたのに第1志望の
東京芸術大学に合格できませんでした。

しかも、1次試験に合格したのは
現役の時だけで、1浪、2浪、3浪は
1次試験にすら合格できなかったのです。

これはもう屈辱です。

正直言って、もう社会でマトモな評価を
されることは一生ないだろうと覚悟しましたし

何より辛かったのは、自意識過剰な私は
きっとこの「最低の自己評価」と

一生重い十字架を背負おうように
付き合っていかなくてはいけないのだと
確信してしまったことです。

それ以来私は

誰からどれだけ良い評価をされても
素直に喜ぶことができなくなりましたし

写真や動画に写る私の顔は
どこまでも暗い表情をしていました。

嫌なことを忘れるために酒を飲み

朝目が覚めても1日が始まるのが嫌で
なかなか起き上がれず、瞬きするのも
めんどくさい

早く人生終わらないかなぁ
と本気で思っていた時期すらあります。

とまあ人生の前半でこんな体験をした
おかげで未だに芸大に対するコンプレックス
はありますし

(そのせいで『ブルーピリオド』を
見る気になれません笑)

芸大生ってすごいわぁと
どこまでも素直に思うわけです。

〇百貨美術画廊での絵の展示販売
〇オンライン絵画教室

などなど美術の専門家として
ビジネスを頑張り始めたのも

人生の前半で染みついた
「最低の自己評価」を

「誰にも疑いようのない結果」を
出すことで払拭しようとした
からなんです。

そして最近では、これらの実績を
褒めてもらえるようになりましたし

少しずつ人生の前半で染みついた
「最低の自己評価」が払拭され

素直に褒め言葉を受け取ることが
できるようになりました。

そんな私が今回一番お伝えしたいことを
ここからお話します。

誤解を恐れずに言いますが

生きていくのに困らない程度のお金
をビジネスやって稼ぐのって

芸大合格よりずーーーっと簡単な
チョロいことだよ笑

ということです。

もちろん一口に「ビジネス」と言っても
世界を変えるレベルのサービスを
作ったりするのは大変なことです。

“もうどう頑張ったらうまくいく
のか全く分からないです。”

しかし生きていくのに困らない程度の
お金をビジネスやって稼ぐ上で

やるべきことは極めて明確です。
過去にうまくいった

“最適な方法”を機械的に繰り返すだけで
自動的に結果が出るのです。

芸大合格を目指し日々思い悩んでいた
受験生時代の私は

“もうどう頑張ったらうまくいく
のか全く分からない”状況に陥り

1回ぶっ壊れてしまったわけですが

生きていくのに困らない程度のお金
をビジネスやって稼ぐのって

芸大合格に比べれば
ずーーーっと簡単な
チョロいことなのです。

アートの世界を生きている我々は

“もうどう頑張ったらうまくいく
のか全く分からない”状況

に陥ることも少なくないと思います。

しかしそんな大変な世界で日々
格闘している私たち画家なら

“最適な方法”を実践できれば

この資本主義社会で最高に自由な
毎日を送ることくらいなら余裕でできる

と私は思うわけです。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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