自分が言いたいことは後

画家志望の方からこんな形で
相談を受けることがよくあります。

「私は○○というテーマで○○という
モチーフを描いています。そんな私がネットで
何をすればよいでしょうか?」

私も自分の制作のテーマや思いのようなものは
人一倍あるので、こういったことを言う
画家の気持ちは本当によくわかります。

そもそも人一倍「表現したいこと」がないと
画家にはならないのかもしれません。

しかし、非常に残念なことに、このように
いきなり「言いたいことを言う」発想では
インターネット集客はうまくいかないでしょう。

インターネット上で、いきなり言いたいことを
言って影響力を持てるのは、芸能人だけです。

大野智の描いた絵なら興味ある
片岡鶴太郎の絵なら欲しい
キンコン西野の個展なら見に行きたい

こんな感じで

「好きだから買う」
「好きだから個展を見に行く」

そんな状態のファンが既に
たくさんいる有名人の画家さんは

いきなり言いたいことを言っても、
興味を持ってもらえます。

しかし我々、無名の個人はもっと強かに
地道に好感度を上げていく必要があります。

今回はYouTubeを例に
解説していきます。

YouTubeをやっている画家さんでよくある失敗が

ただカッコいいだけの
メイキング動画を作って

「No title メイキング動画」
「□□個展ー○○展 紹介動画」
みたいなタイトルを付けてアップして

再生回数7回みたいな
状況になっているパターンです。

こういった動画を何100本作って上げても
永遠にうまくいきません。

ちなみに、このようにアップロードしても
ほとんど再生されないような
動画ばかりのチャンネルは

YouTubeからマイナス評価を食らい、
ますますアクセスが集まらなくなります。

このような動画や考え方には以下の2つの問題があります。

①マーケティングの知識がない
②アルゴリズムの知識がない

1つずつ解説していきます。

 

①マーケティングの知識がない

これは簡単にいえば、芸能人ではない
あなたに誰も興味がないので

基本的にはあなたの発信する
情報には誰も興味がない
ということです。

 

見込み客の悩みや夢を理解して

悩みを解決する方法や
夢を実現させるような

役立つ内容を発信しないと
誰も見ない。

ということなのです。

例えばもし、あなたがアクリル絵の具で
絵を描いていたとします。

ひょっとしたら、自分が解決できる悩み
など何もない!と思うかもしれません。

しかしそれは思い違いです。

試しに「アクリル絵の具」と
YouTubeで検索してみましょう。

 

すると「アクリル絵の具でグラデーションを作る方法」
みたいな動画が上位表示されています。

つまり、アクリル絵の具でグラデーションが
作れず悩んでいる人が結構いるということです。

あなたがアクリル画家で、動画での
集客を目指しているなら

こういった悩みを解決する動画を
作っていく必要があるのです。

 

②アルゴリズムの知識がない

アルゴリズム

いきなり難しそうな言葉が出てきました。
でも大丈夫。

簡単に言えば、

YouTubeにはYouTubeの
Google検索にはGoogle検索の
TwitterにはTwitterの

「正しい勝ち方」があるよ

という話です。

例えば
「□□個展ー○○展 紹介記事」
みたいなタイトルで
ブログ記事を書いたところで

あなたの名前や、展覧会の名前で
検索する人はいません。

多くの人が検索するキーワードを
しっかり調べて
タイトルに盛り込むことで

検索エンジンに評価されやすくなり、
表示されやすくなる

というお話なのです。

どんなに魅力的な展覧会を開いて、それを紹介する
魅力的な文章を書いてブログにアップしても

このルールを知らないと
表示されることすらないのです。

さて、今回のテーマは

自分の言いたいことは後

でした。

ここまで紹介したマーケティングや
アルゴリズムの知識を生かして

見込み客や検索エンジンに評価される
ブログやYouTubeチャンネルを構築できたら

ここからが「言いたいことを言う」段階です。

YouTuberの草分け的存在
のヒカキンは今となっては

飼い猫と戯れている動画をアップするだけで
何十万回も動画が再生されます。

これはヒカキンが
好きなファンがたくさんいて、

ヒカキンの動画なら全て見たい!
そんな状態のファンがたくさんいるから
上手くいくのです。

しかし、ヒカキンだって最初は

スーパーマリオのbgmを
ヒューマンビートボックスで
再現するような動画を撮っていました。

 

この動画がヒカキンをスターに変えたわけですが

この動画は当時のヒカキンの知名度
のおかげでヒットしたわけでなく

スーパーマリオの知名度の
おかげでヒットしたわけです。

つまり、多くの画家がブログや
YouTubeで失敗してしまうのは

お客さんの気持ちも
検索エンジンの仕組みも無視して

ファンがいない状態でいきなり
言いたいことを言っているからなのです。

まとめます。

まずは見込み客の役に立つものを
検索エンジンの仕組みを
理解したうえでアップする

これを地道に積み重ねる
必要があるんですね。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

 

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