自分の絵を売るなんて…

日本で絵を買う人なんか
本当にいるのだろうか?

ましてや自分の絵なんか
売れるはずない…

職業画家として活動する前の私は
こんな感じで

“自分の描いた絵が売れる”

なんて全くイメージ
できていませんでした。

どうやら日本には
こういう画家さんは
少なくないようで

美大の教授ですら

日本にもアートコレクターが
いることを知らない方が
いるみたいです。

(信じられませんが本当です。)

今回私が最もお伝えしたいのは

「あなたの絵も売れる」
ということです。

これは実際に展示経験を
積むと見えてくるのですが、

あなたの持ち味を存分に生かした絵で
尚且つ、人気もある

【あなたにとっての売れる絵】の型
というものがあるのです。

これは展示会場で
お客様や会場スタッフ、

作家仲間などと交流するなかで
見えてくると思います。

この【あなたにとっての売れる絵】

というのは一人で部屋に
こもって描いていても
見つかるものではありません。

誤解を恐れずに言いますが

「市場の反応を見て
“適応”することで
初めて見えてきます。」

こういうことを言うと

「そんなのは“売り絵”だ。」
「芸術作品と商品は違う。」

こういう批判が飛んできそうですが

周囲の何の影響も受けていない
純粋な“本当の自分”

みたいなものは存在しません。

存在しないので、
見つかるわけもありません。

私たちは“現代の空気”を吸って
生きているので、

この時代に存在する
様々な物の影響を
日々受けて生きています。

自分が純粋に良いと思って、
完全オリジナルで作った
つもりの作品を人に見せると

「画家の○○っぽい作風だね。」
みたいなことを言われて驚くことがありますが

このように私たちは
常に“何か”から影響を受け
生きているわけで

あなたが良いと思ったものは

あなたがこれまで見てきた

たくさんの良いと思ったものを
“総合”したものに過ぎないわけです。

また、よく

「昔は○○が好きだったから、
本当に作りたかったものは○○なんだ。」

みたいな感じで、
人生経験を積んでいない

“昔の素朴な自分”をオリジナリティ

あふれるものとして
神聖視する人がいますが

これも私は違うと思います。

〇描きたい絵を描く時間がない

〇スマホを飛び交う
情報に翻弄される

〇お金がなくて
将来いろいろ心配

〇周囲の人に気を
遣いすぎて疲れた

〇目立つ作品ばかり
が売れてて不愉快

〇下手くそなのに評価されてる
画家がいてムカツク

みたいなあなたが味わった

“都合の悪い”事実や感情、体験を
無かったことにせず

“都合の悪い”要素にあふれた

残念な世界の中で
しっかり汚れた上で

純朴な芸術家ぶることなく

“良い作品”を作ろうとする
作家こそが

その時代の世界の本質を
とらえた作品を
作れるのだと私は思います。

逆に“都合の悪い要素”を
なかったことにして

純粋にあなたの脳内にしか
存在しないものを
表現しようとすると

噓くさい、現実味を全く感じない
誰も見たくない作品が

生まれるリスク
があると私は思います。

初めのうちは
“市場の不都合な要素”に
振り回され、

レベルの低い“売り絵”を
描いてしまうこともあるでしょう。

逆に自分1人に
しか理解できない

独りよがりな
見れたもんじゃない作品を
作ってしまう
こともあるでしょう。

しかし試行錯誤していくうちに
そのうち
ちょうど良いところが見つかる
のだと私は思っています。

そういったトライ&エラーの先に
“あなたにとっての売れる絵”が
見えてくるのだと私は思っています。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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