あなたの絵が欲しい人はたくさんいます

「絵は人を幸せに豊かにするもの、と思っていますが、

「やっぱり実用的ではないから数万円でも買う人は稀なんじゃないか」
と思ってしまい、安く値段設定する傾向があります。

このメンタルを変えられたらいいなと思います。」

↑つい最近、こんな質問を頂きました。

今回は絵を売るときの罪悪感
というテーマでお話していこうと思います。

結論から言えば

実用的ではない絵画は数万円、数十万円
買う人は確実に存在します。

数万円の絵を買う人の姿をイメージできないのは
単純に、そういうお客様のいる場所で展示をしたことが
ないからかと思います。

実際私はこれまでに日本全国の百貨美術画廊で
100枚以上絵を売ってきましたが

7日間会場にいるだけで何十人もの
「日常的に絵を買うお客様」に出会います。

正直言って彼らは数万円、数十万円の絵を買う
ことにためらいがない方も多いです。

自ら事業を立ち上げたビジネスオーナーで
あったり、資産を持っている方であったり
お医者様であったりなどなど

普通に生活している我々とは金銭感覚が
何ケタが違う方々なのです。

そういった方は6万円の私の絵を見て

「こんなに細かく描いているのに、
ここまで安くしてもらって良いの?」

なんて言ってくれることもよくあります。

前に他の画家を目指す方から
こんなメールを頂いたことがあります。

少し長いですが紹介していきます。

最近、口コミでお金を払うので
描いて欲しいといわれるようになりました。

お金をいただくのなら、プロになれば?!
という主人お言葉に動かされて、

趣味の絵描きからプロの画家へ切り替わりました。

でも正直、絵を売る罪悪感が拭えず

2年くらいは激安の葉書サイズは1
枚1000円以下でした。

色紙サイズですら3000円という値段設定でした。

こんな素敵な絵を1000円じゃ安すぎる!
といろんな方が言ってくださり、

また価格は自分の価値で考えるな!
買う方が決めるんだ!
高い!なんていうやつは もとから買う意志なんかないから。

と言って励ましてくれる方もいました。

確かに絵を売っていて「高い!」っていう方には
安くしても買うことはなかったです。

本当に欲しい方は、その値段より絵の価値を自ら見抜き

掲示価格の倍で購入してくれた方もいたのです。

というメールをいただきました。

これはまさにおっしゃる通りで、

絵を買うことが当たり前のお客様は
多少高くても欲しければ買ってくださります。

なので絵を売ることに罪悪感を持つ必要はないですし
絵の安売りはNGなんですね。

実はつい最近、別の画家さんに
こんな相談を受けました。

「今度個展を開くので作品料金表をつくりました。
黒沼さんの意見を頂けますか?」

という相談を他の画家さんからいただいたのですが、
私はこう答えました。

「倍にしましょう。」

画家さんは控えめで優しい方が多く、

また、そもそも経費や時給を回収しよう
という発想がない方も多いための

自分の金銭感覚で値段を決めて
安売りしてしまうのです。

実はこれは絵描きだけでなく、
駆け出しのフリーランスに共通する問題のようです。

しかし、しっかりセールスをしなければ、
売り上げは生まれません。

会社員に給料が毎月振り込まれるのは、
会社の中にセールスをして、
売り上げを生み出してくれる部門があるからです。

セールスができないなら、
乞食になる覚悟をするしかない。

そんな言葉も聞いたことがあります。

このお悩みを解決するための考え方として、
おすすめなのが、「お値段以上」という考え方です。

50万円分の価値を生み出して30万円で売ったら、
絵を買った方は20万円分得をしたことになります。

そして、あなたは30万円で1か月暮らし、
次の作品を作る事もできます。

お値段以上の価値を生み出せる作家になれるよう、
頑張っていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回までさようなら~

追伸

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