無期限先送りはNG

このまま続けてればそのうち
出来るようになるかも…

こういう状態で結果を出す期日を
“無期限先送り”にして

気付けば〇年経っていた!

みたいな悲劇に陥ることがあります。
これは人生をムダ使いしてしまう
非常に危険な状態です。

今回は「個展の開催」を例に
現状を脱出して目標を達成する方法を
解説していきます。

画家志望の方とお話していると

「今はまだ下手なのでダメですが
いつか個展をやりたいと思っています…」

みたいなコメントを聞く事があります。

個展が成功するか否かと絵の技術は
さほど関係ありませんし

別に何もためらうことなんかないので
来月にでも個展を開けば良いのに…

とか思うわけですが
今回はこういった

自分の目標達成を“無期限先送り”
にしてしまう方にオススメの解決策を
思いつく限り紹介していきます。

〇行動をためらう理由をハッキリさせる

多くの場合目標達成を“無期限先送り”
にしてしまう最大の原因は

なんとなくやりたくないから
なんとなく行動するのが嫌だから

こういったものです。

この“なんとなく”の部分を
ハッキリさせていきましょう。

個展を開きたいのに先送りに
してしまうのは

「個展を開催したのに誰も
来なかったらどうしよう」

「個展の準備に必要なことが
わからない。調べるのも面倒。」

「下手な絵を展示して
恥をかきたくない。」

「下手な絵を展示して1枚も売れず
、高額な展示費用が丸ごと
赤字になったら嫌だ。」

こういった感情が隠れている
からかもしれません。

我慢するのも難しいくらい
今すぐやりたいことは

他のこと全てをほったらかしてでも
やってしまうと思います。

(例えば家事をサボってスマホを
見てしまったり、絵を描いてしまったり)

なので行動にブレーキをかけているもの
をハッキリ自覚して1つ1つつぶしていけば

個展を開きたい!
という感情だけが残り

今すぐアクセル全開で
行動できるでしょう。

〇日付で締切を決める

これもオススメです。

3か月後のこの週に個展を開く!
とまず決めてしまえば

あとはその日付に向けて
やるべき準備を
淡々と片付けていけば

決めた日付までに必ず
個展を開くことが出来ます。

3か月後までに個展を開く
そのために
2か月後までにDMを完成させる
そのために
1か月半後までにDM掲載作品を
完成させる

といった感じでゴールの日付から
逆算して中間目標を設定していくと
良いでしょう。

〇条件で締切を決める

基本的には日付で締切を決める
のがオススメですが

どうしても満足のいくまでじっくり
準備をしたい方は

条件で締切を決める
という方法をとりましょう。

・10枚絵を描けたら
必ず個展を開く

・ブログの月間アクセスが
2000を超えたら個展を開く

・貯金が○○円まで
貯まったら個展を開く

こんな感じです。

これは自分を行動させるために
決めるわけなので
曖昧な条件ではダメです。

・満足のいく絵が描けたら個展を開く
・水彩画をマスターしたら個展を開く
・自信が持てたら個展を開く

こういう達成したかどうか判断が難しい
条件はNGなわけです。

〇優先度を上げる

そして目標を達成する上で恐らく
最も重要なのは、これです。

・SNSばかり見ていて絵を描く
時間が減って個展ができない

・Amazonで余計なものばかり
買っていて貯金できず個展ができない

・飲み会を断れず
絵を描く時間を確保できない

こういった失敗は、
絵を描いたり、
個展を開くことの

生活の中における
優先度が低いから起きます。

生活の中における優先度
が上がっていけば

あなたが目標を達成するのは
時間の問題になります。

〇自分の時間を確保する

・仕事を引退して
使える時間がたっぷりある

・子どもが独立して
家で自由に使える時間が多い

・まだ大学生で自由に
使える時間がたっぷりある

・資産を持っていて
時間労働から解放されている

こういったケースでもない限り
基本的に現代の多忙な画家は

常に「自由に使える時間」が
ほとんどないかと思います。

実際本当に多くの画家さんから
「集中して制作する時間をとれない!」
という悩み相談を頂きます。

制作に集中できる時間や場所を確保する
これは確かに重要なことですよね。

家庭と制作を両立
できている人の多くは

家の中にこもれる
場所も用意し

早朝や夕飯後などの
一定の時間に部屋で
制作に没頭する

というような時間の使い方
をしているようです。

正直申し上げて、私は
【自分にとっての売れる絵の型】
というものが完全に見えており、

描き方もかなり整理されているので、
淡々と、作業をこなすように
量産することが出来ます。

なので、細切れの時間でも
少しづつ着実に完成度を
上げることが出来ます。

自分の絵の描き方を、人に言葉で
説明できるレベルで自覚することで、
これはできるようになると思います。

しかし、私も初めから
そうではありませんでした。

【自分にとっての売れる絵の型】
が見つかるまでは、

全神経を集中して描くための、
まとまった時間が必要でした。

〇やることを明確にする

そしてこれも忘れがちですが
非常に重要なことです。

残念ながら多くの画家さんが

「自分が本当にやりたいこと」
「そのために自分が今解決すべき問題」

これらが両方とも
ボンヤリしている
ことが多いのです。

やるべきことを
明確にするために
オススメの方法は

結果を出すのに必要な「材料」を
全てリストアップするということです。

例として個展を
成功させるために必要な

私が思いつく限りのことを
リストアップしてみたので
是非参考にしてみてください。

【個展の成功に必要な「材料」】

〇マインドセット、考え方

実名顔出しせよ
画家は個人事業主だと自覚する
職人性も作家性も大切
安売り厳禁
作品の魅力は言葉でも補うべき
小さく実験してから大きく拡大すべし
自分にとっての売れる絵を見つけるべし

〇作品について

絵のクオリティー
絵の飾りやすさ
絵のバリエーション
作家性
飾りやすい額装
額装のバリエーション

〇価値設計について

適切な値段設定
適切なサイズの
バランス(在庫ピラミッド)

〇会場について

会場リサーチ
会場への営業
会場の顧客リストの活用
会場スタッフの協力を仰ぐ
アートイベントを開催
顧客を立ち止まらせる飾りつけ

〇会期中やること

特典色紙、ポストカードの
購入者プレゼント
作品解説ボードを設置
作家自身がセールストーク

〇プロモーション

自分の顧客リストを常に増やす
メルマガ内で個展をプロモーション
マスメディアへのPR
過去の購入客へのご案内

このようにリストアップして
これら全てを実行できたら
絶対に結果が出ると信じて

優先順位をつけて高い順番から
実行していくわけです。

私は毎回このように
展覧会を準備しています。
是非参考にしてみてください。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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