パジャマ姿で虎ノ門ヒルズに乗り込む
かつて私はそんなチャレンジングで
ロックなことができる人間でした。
「人からどう見られるか」を意識している
「ちゃんとした大人」が大嫌いで
「世間体なんか気にしてたまるかぁぁぁぁ!」
みたいな若々しい(笑)感性剥き出しで
生きていたわけですね。
■ユニクロのパーカーが戦闘服
若かりし頃の可愛らしい私は
オシャレな見た目の人達に出会う度
目の前に銃口を突き付けられているような
気分になっていました。
オシャレな人達が武装した人達にしか
見えなかったわけですね。
そんな人たちに対抗するために
私が選んだ戦闘服が
ユニクロのパーカーとスウェット
といったパジャマ姿だったわけです。
保険の営業マンが「誠実さ」を表現するために
三つ揃えスーツを着るように
私はおしゃれヒエラルキーへの
アンチテーゼの「表現」として
ユニクロのパーカーで
虎ノ門ヒルズに乗り込んだのでした笑
■スーツが必要になった
しかし最近は大マジメに
ビジネスをやった結果
代表取締役になってしまい
経営者さんなどの「偉い人」
に会う機会も増え
「恥ずかしくない服装」をする
必要が出て来ました笑
まあ「ちゃんとしたスーツ」を
揃える必要が出てきたわけです。
これまでも百貨美術画廊のような
華やかな場所で展示をする際は
「作家先生」の格好をしていたわけですが
これは正直、私の中で
「最低限の装い」だったわけです。
■自分の感覚に自信がありません恥
ちゃんとしたスーツが
必要になったはいいが
これまで服装にどこまでも
無頓着だった私は
スーツの選び方がわからず困りました。
画家だというのに「服選び」に関しては
全く「自分の感覚」を信じられず
「わかってる人」に選んで欲しい気分
だったのです。
しかし幸運なことに今の私は
私史上過去最多の友達がおり
「おしゃれに詳しい友達」がいたのです。
そこで今回は助っ人を頼むことにしました。
■「黒沼さんっぽい」
今回助っ人を頼んだ仲間の
オススメのお店に行き
平日の昼間であるのを良いことに
店員さんを捕まえて、あれこれ質問し
結局
・スーツ上下
・シャツ×2
・チーフ
・ネクタイ
・コート
・マフラー
・ベルト
とまあ「靴」と「カバン」以外
全部買ってしまいました。
おしゃれな友人と店員の
チェックが入っているので
きっと間違いありません笑
「ちゃんとした格好」一式を
選んでいる途中
私の人となりを良く知る
助っ人の友人が
「これ黒沼さんっぽい」
と言ってマフラーを
持ってきてくれました。
こりゃ
なかなか沁みる一言です。
普段の私の格好や行動や
振る舞い
とまぁそういった
「総合的な人となり」を鑑みて
このマフラーは
「黒沼さんっぽい」
と言って持ってきてくれたわけです。
■“あなたらしい絵”がある
「黒沼さんっぽいマフラー」
を見た時
私は画家の友人に
「これまで描いた作品一覧」を
見せてもらった日のことを思い出しました。
その画家さんは非常に楽しい人で
可愛らしい空気を振りまいている方
だったのですが
見せてくれた絵からも
全く同じような
可愛らしい楽しい空気が
あふれ出ていたのです。
その絵は決して「高い技術を感じる絵」
ではなかったのですが、本人同様
場を和ませる癒しの力があり
これぞまさに「表現だ」
と思ったわけです。
今これを読んでいるあなたにも
きっと
普段のあなたの格好や
行動や振る舞い
とまぁそういった
「総合的な人となり」
をソックリ反映したような
「あなたそのもの」と言えるような
“あなたらしい絵”があると思います。
■“あなたらしい絵”を見つける方法
この“あなたらしい絵”にたどり着く
最も確実な方法が
デッサンや着彩の技術といった
「絵画のキソ」を一通り学んだ上で
鉛筆、水彩、アクリル、油絵
といったベーシックな素材を
一通り試し「自分にあうもの」
を見つける
といったアプローチだと
私は思っています。
実は!現在この
「絵画のキソ」、ベーシックな絵画材料
の知識を丸ごと学べる
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