絵も作家も好きだから買う

こんにちは画家の黒沼です。

今回はつい先日
寄せられた質問と

その回答をシェア
しようと思います。

画家の皆さんの
役に立つ内容なので

是非最後までチェック
してみてくださいね。

つい先日こんな
質問を頂きました↓

初めての個別質問をお願いしたいです。
美大に通っている学生です。

このメールから学んで、
まず自分に合う展示を
探ることが大事だと学びました。

まだ、私の作品の展示経験は
ほとんどありません。

そこで、変な話になってしまうのですが、
自身の名前や姿をできるだけ
明かさずに作品だけを広めていくという
バンクシーのような活動は可能でしょうか?

また、そのように身近で行っている
方々はいるのでしょうか?

長文失礼しました。

こういった質問です。
こちらには↓のような
回答をさせていただきました。

もちろん名前を伏せたり顔を出さずに
活動することは不可能ではないですが

マイナスになることはあっても
プラスになることはないと思います。

またバンクシーのような
作家が新たに日本で現れても

バンクシーほど影響力を持つか?
と言われれば私は疑問です。

彼は欧米でこそ
認められるのだと思います。

といった感じです。

今回はこの話を
深堀りしようと思います。

認めたくない人も
多いかもしれませんが

どうしても画家は
ファンビジネスの側面があります。

絵のクオリティーも
もちろん大切ですが

愛嬌のある作家ほど
売れるのは間違いないのです。

日本人の多くが
持っている悪い幻想として

「誠実に良いモノを作り
続けて入ればいつか売れる」

というものがあります。

ですが、今の時代消しゴムだって、
売ろうとしなければ売れません。
絵画ならなおさらです。

売るための工夫のひとつとして、
ファンを増やすという
ことがあるわけですが

これも私も最初から上手くできた
わけではありません。

私も内向的な人間なので、
初めて会場で接客したときは
汗だくになっていました笑

しかし、何度か
経験すれば慣れますし、

それに、展示を見に来てくれる人や
絵を習いに来る人は

基本的に私たちに好意的な
人ばかりなのです。

味方ばかりなので
普通に社会で生活
している時よりも楽ですし
、癒されたりするものなんですよ。

またDMづくりに
おいても実名顔出しは
プラスに働きます。

「人間は人間にしか興味がない。」

これは広告業界で
よく言われることなんですが

DMにも実名&顔写真
があると親近感がわき

会場に来てもらい
やすくなるわけです。

しかし残念ながらほとんどのDMは
ミニマル過ぎるデザインのせいで

お客様の興味を引くことなく
一瞬でゴミ箱へ直行するわけです。
退屈なDMはすぐ捨てられるんですね。

作品画像以外に作家の顔写真が
ついていると

今を生きている画家が
活動を頑張っている
様子が伝わり良いわけです。

最後に雅号について
お話しておきます。

雅号というのはまあ
ペンネーム、活動名ですね。

実名をどうしても
出したくない場合や

自信の作風にあった
活動名を付けたい場合

雅号やペンネームを
設定する画家さんもいます。

実名が良いか、ペンネームが良いか?
これは正直どっちでも良いと思います。

また、女性作家で
結婚して苗字は変わったけど

昔の苗字のまま
活動する方も多いです。

これは昔馴染みの
お客様を混乱させないためで
良い工夫だと思います。

まあまとめると、

活動名は実名でもペンネーム
でも良いが、顔出しはすべき
というのが私の意見です。

是非参考にしてみてください。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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