ダヴィンチに勝てる作戦

こんにちは画家の黒沼です!

「私は絵だけを描いていたい!」
という方のための話をしていこうと思います。

まず初めにどうしてもお伝えしなくてはいけないのは

自分がやりたいだけのこと
自分が作りたいだけのもの
自分が売りたいだけのもの

こういったことで「お金を得る」
というのは難しいということです。

これは「仕事」ではなく
「趣味」なわけです。

また、もう一つ
覚えておきたいのは、

「絵は描くのに時間がかかる」
ということです。

そして、描けば必ず
売れるわけではありません。

さらに、原画の販売の利益だけで
生活の全てを賄い、

老後の心配もいらないレベルの
収入を得るのは極めて難しいです。

実際、私も百貨店美術画廊のような
絵が売れる会場で原画の販売だけで

十分な利益を出せるよう
頑張ってみた時期がありますが、

様々な問題が浮上しました。

展覧会での原画販売で
十分な利益を出そうとすると、

大量に「売れるレベル」の絵を
用意する必要があります。

すると、どうしても

「最低限“売れるクオリティー”
まで描いたら、次の1枚を描く。」

「描けば売れる売れ筋の“飽きるほど
描いた作風”の絵を量産する。」

という画家としては“ちょっと考えモノ”な
制作をある程度やる必要があります。

「納得が行くまで時間をかけて
筆を入れ続ける。」

「自分が“やってみたい”
チャレンジングな作風で描く。」

という「画家らしい制作」で描く絵
もありますが、

全ての絵でこれをやると

圧倒的に絵の枚数が少ない!
という状態になり、

売上が伸びない!
みたいになるわけです。

まあ「お金を稼ぐ」とは
そういうことなので、
ある程度仕方ないのですが

この話でお伝えしたいのは

原画の販売一本で
生活の全てを賄おうとすると

画家としては“ちょっと考えモノ”な制作
に時間を取られるということです。

それでは「絵で生活する巨匠」は
どのように収入を得ていたのか?

これを解説してきます。

ダヴィンチやフェルメール、ベラスケス、
狩野永徳、長谷川等伯などなど

美術史の本の中の“黄金時代の画家”
として紹介されている画家は

西洋でも東洋でも

王様や殿様、大富豪などの依頼人から
1年間生活できるお金をポーンと与えられて

生活の不安のない状態で制作のことだけを考えて、
信じられないくらい時間をかけて
絵を描いていたわけです。

なので、“黄金時代の画家”

具体的には
ヨーロッパのルネサンス期やバロック期、
日本でいえば戦国時代や江戸時代

などの作品はクオリティーが
高い作品が多いわけです。

決して

「最低限“売れるクオリティー”まで
描いたら、次の1枚を描く。」

「描けば売れる売れ筋の“飽きる
ほど描いた作風”の絵を量産する。」

みたいな制作スタイル
ではなかったわけですね。

ちなみに現代でも、ニューヨークやロンドンなど、
世界最高峰のコマーシャルギャラリーの作家や
国宝級の美術品の修復家のような作家には

依頼人から1年間生活できる
お金をポーンと与えられて

生活の不安のない状態で制作のことだけを考えて、
信じられないくらい時間をかけて

絵を描くというスタイル
がとられているようです。

さてさて、今回のタイトルは
「ダヴィンチに勝てる作戦」でした。

実際勝てるかどうかはさておき、
ダヴィンチのような美術史の黄金時代の
画家たちに作品のクオリティーで
近づこうと思ったら

今回解説した通り

生活の不安のない状態で
制作のことだけを考えて、

信じられないくらい
時間をかけて絵を描ける

この状態を作る必要があるわけです。

現代の画家である我々が
これを実現する方法として
私がオススメしたいのが

オンラインとオフラインの双方で
集客と収入の基盤を作る

という方法なわけです。

実際私はこの方法で、

「最低限“売れるクオリティー
”まで描いたら、次の1枚を描く。」

「描けば売れる売れ筋の“飽きるほど
描いた作風”の絵を量産する。」

という制作を辞めて

「納得が行くまで時間を
かけて筆を入れ続ける。」

「自分が“やってみたい”
チャレンジングな作風で描く。」

という「画家らしい制作」をして展覧会の展示に
臨むことができるようになりました。

生活の不安のない状態で
制作のことだけを考えて、

信じられないくらい
時間をかけて絵を描ける

こういう画家を私は1人でも
増やしたいと思っています。

なので是非頑張っていきましょうね!

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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