あと5年早ければ
黒沼さんの元で学び、
画家を目指したと思います。
今からスタートするのでは遅いと思い、
渋々諦めました。
こういったメッセージを時々頂きます。
こういった人に抱く感想は1つだけです。
「変わるのが怖いんだなぁ」
これです。
別に現状、最高にハッピーで
それなりに楽しい毎日を送っているのなら、
変わる必要はありません。
そのままのあなたでいてほしいです。
しかし、もしあなたが
「今よりも良い自分」になりたいのであれば、
今回の話は非常に役立つと思います。
今回は「いくつになっても成長できる人」
というテーマでお話していこうと思います。
それでは早速はじめていきましょう。
個人事業主である現代の画家は
変化し続ける市場に
適応する必要があります。
非常に残酷な話ですが、
それまで力を持っていたベテランが
「新しいことを学ばなかった」
ただそれだけの理由で失脚し
まともなビジネスをできなくなり、
収入も集客力もなくなり、
意味のあることができなくなってしまう
そんなことはザラにあります。
変化の激しい時代においては
「学び続ける」ことが
より重要になるわけですね。
ここで、2人の対照的な
ベテラン画家の話をしようと思います。
1人目は学ぶことを
早々にやめたベテラン画家です。
「もう学ぶことはない!」
「私の世代は逃げ切れる」
こういったスタンスで活動を続け
“昔うまくいった昭和の方法”を
機械的に繰り返し
なんとか細々と
活動をやっていました
しかし、コロナをきっかけに
オンラインシフトが加速した結果
昭和式の
“感情的な抱き込み”
“泣き落とし”
“わいろ政治”
のような営業スタイルが
使えなくなりました。
検索エンジンは人間と違って、
情にほだされてその気になる
なんてことはないからです。
コロナをきっかけに
時代の変化が急速に進んだ結果
“無理のある”時代錯誤な方法で
ビジネスをやっていた
「学ぶことを辞めた」画家は
市場からたたき出されてしまったわけです。
まあこれは“悪いお手本”なわけです。
私自身こういう年の取り方を
してはいけないなと
キモに銘じております。
もう一人の画家さんはこれとは
対照的に「常に学び続ける」
好奇心を忘れない画家さんです。
彼は絵のスキルを生かし
超一流企業で若くして
ナンバー2を務めるエリートですが
まぁビックリするくらい
謙虚でフランクです。
重役特有の
「話しかけづらさ」は全くなく、
私よりも20近く年上なのに、
内面は私よりも若いとすら思います。(恥)
彼からいくつか「名言」を頂いたので
今回はシェアさせて頂きます。
「老害と言われるのが怖い」
そんなことを彼はよく言っています。
これを聞くたびに私は
全く“老害っぽさ”がないので
心配いらないよ!
と思うのですが
彼は自分自身、
肝に銘じているようです。
そして1番素晴らしいとおもうのが
「年下からでもドンドン学びたい」
このセリフです。
このセリフに関しては
多くの説明は要らないと思います。
こんな年の取り方をしたいものですね。
彼は40代で社会的な地位も高いにも拘わらず
ヒジョーに若々しいハートをお持ちです。
今もなお、学ぶことを辞めていないのです。
こういった画家さんは
どんな時代がやってきても、
「これまでうまくいった方法」
に神経症的にしがみつくことなく
柔軟に自分を作りかえて
「学びなおし:unlearn」をし、
成長し続けるのだと思います。
さてそろそろ今回のまとめに入りますが
今回最もお伝えしたかったのが、
〇実際の年齢は関係ない
〇“学びなおし”ができるかが重要
〇スゴい人ほど常に勉強している
ということなのです。
これらは私自身も
常に肝に銘じて日々生きています。
キレイ事でもなんでもなく、
これは変化の激しい時代に
常に“意味のあること”
をやり続けるために
必須の感性なわけです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
それではまた
次回までさようなら~