ネットショップで絵画は売れるのか?

「どこのネットショップなら
絵が売れるのか教えてください!」

「ネットで絵を売りたいのですが
オススメのサイトやアプリはありますか?」

こういったご質問をよく頂きます。

いきなりキビシイことを言うようですが
実はこういった考え方でウマくいくのは

芸能人レベルの知名度を持っている画家
だけなのです。

今回は

「なぜ、ヒトが用意したネットショップで
絵を売ってもウマくいかないのか?」

じゃあどうすれば
ネットで絵を売れるのか?

この辺りについて詳しく解説していきます。

 

ネットで絵が売れた!の裏側

SNS上を流れる投稿をぼんやり
眺めていると時々

「ネットで絵が売れました!」
という喜びの報告を見つけます。

コロナ以降こういう画家さんは
増えてきたと思います。

しかし、詳しく内容を見てみると
そのほとんどが

ちょっとガッカリな内容である
ことが多いのです。

1枚2万円で売れて大喜び

何か月も時間をかけて描いた
であろう油絵が2万円で売れた

それで画家は大喜び。

こういうケースがほとんどなのです。

もちろん、趣味でお小遣い稼ぎが
できて大満足なら問題ないのですが

時々、「かなり惜しい才能」を
見かけるのです。

この絵なら3倍の値段でも
売れるだろっ

とツッコミを入れたくなるような
素晴らしいクオリティーの作品が

大安売りされているのを見ると

私は職業柄、ヤキモキ
してしまうわけです。

なぜこんな悲劇が起きるかといえば

それはSNSという「浅い関係性しか作れない」
ほぼ初対面(顔は見えていませんが)の相手に

しかも「絵画のお値段」がわかっていない
相手に売るので

やり方によっては6万とかで売れる絵が
2万とかで販売されていたりするのです。

ぶっちゃけこの悲劇は
仕方のないことです。

私も実際、SNSのフォロワーさんから
頼まれる形で

販売する予定のなかった絵
(描き方の解説のために描いた絵)

を販売したことがありましたが
お客様と相談した結果

3号の絵、SMの絵を
それぞれ4万ちょっとで販売しました。

※やり方次第ではオンラインでも
もっと高い値段で売れます。

実際、私は10万弱の絵をオンライン完結で
販売する仕組みを作ることができました。

ただこの時は、そもそも販売する予定
のない絵だったので

この価格でお譲りさせていただきました。

 

ネットショップで売れている高い絵

しかし!
時々ネットショップでも

20万、30万の絵が売れている
ことがあります。

こういう場面を見ると
「夢があるな~!」

と思うわけですが

裏側はこれも
ちょっとガッカリな
感じなのです。

数十万円の絵が
オンラインで売れている

こういうケースはほとんどの場合

元々知り合い同士だった

画家とお客様
または
画商とお客様

がオンライン上でやり取りをして
絵が売れているだけなのです。

ぶっちゃけ自分でブログのページや
決済ボタンを作れる私から言わせれば

「それなら全部“仕組み”を自分で
作ってお客様と直接取引して売上を100%
手に入れれば良いじゃん。」

とか思うわけですが

やはり画家さんや画商さんは
ITに弱い方も多いので

ネットショップやアプリなどの
「ヒトが用意したプラットフォーム」を
経由して

売り上げの一部と
大事な顧客情報を
差し出して絵を売っているのです。

これもまた、
もったいない話ですね。

VR展覧会という発想がズレてるワケ

コロナが来たからVRで展示をやる
こういう業者が一時期わんさか出てきました。

多くの画家やギャラリーがコロナの時期に
オンライン展示をやっていましたが、

彼らは絵が売れないのは
解像度の問題だと思っているようです。

実物見せて、対面セールスでクロージング
しなきゃ売れないので、いかにそこに
近づけるかに躍起になっている感じですね。

実は少し前まで、私も絵は
ネットじゃ売れないと思い込んでいました。

しかし、もっと重要なことは

顧客との距離感と、
値段以上の価値を生み出して
ハッキリ伝えることなんです。

これができれば、一度も会ったことがない
相手に数万円の絵が売れます。

実際、これまで何枚も
私は売ってきました。

 

ライバル不在で売れる画家最強

既存のネットショップで
絵を売る最大のデメリットは

無数に並列するライバルとの
「安売り競争」に巻き込まれる

ということです。

ネットショップでは本当に多くの
画家の絵が並んでいます。

するとお客様は「目移り」します

当たり前ですが
その並列する作品の中で

お客様に1番気に入られた絵
しか売れません。

2番じゃダメなのです。

※一人で一度に何枚も絵を買う
人はほとんどいません。

すると一部の画家は「売るために」
“値下げ”をします。

するとそれにつられて他の画家も
負けじと“値下げ”します。

こういう安売り競争の削り合いに
巻き込まれ

売れても手元にほとんどお金が残らない
しかも絵は描くのに時間がかかるので

絵が売れているのにお金も時間もない

みたいな状況になるわけです。

 

言い値で絵を売って売上の100%を受け取る

これに対し、自分で
「ネットで絵を売る仕組み」
を構築してしまえば

言い値で死ぬほど時間かけた絵を売って
売り上げの100%を受け取る

なんて殿様商売も成り立ちます。

ライバルがいない場所で
自分で集めたお客様に販売する
のですから

お客様は「目移り」しませんし

安売り競争に巻き込まれる
こともありません。

なんなら自分の発信に興味のある
お客様にしか販売しないわけなので

アンチも炎上もほぼありえません。

ライバル&アンチ不在の場所で
言い値で絵が売れる

そんな状況を作れるのです。

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