遺すに値する絵だけ描く

最低15枚、できれば30枚

サムホール以下を8枚
3号~10号を5枚
15号以上を1枚か2枚

2か月後までに用意したい!
じゃないと競争に負けるっ!

学生時代、百貨店での
大規模グループ展に参加していた
私はこのように

時間に追ったてられて絵を描く
週間連載をする漫画家のような
制作をしていました。

売れるクオリティーの絵を
週に最低3枚は描く!

みたいなルールで絵を描き
年に6回も7回も大規模グループ展に
出ていた頃

とにかく無我夢中で
半ば戦闘狂のような気分で

馬車馬のように
絵を描いていました。

何かにコントロールされて
“作家としての自由や尊厳”を
奪われている気分でしたが

若くてまだ“何もない”
私にできることは
そのくらいでした。

まさに“重労働”です。

そうは言ってもツライこと
ばかりではなく

目標を設定して
ストイックに絵を

バンバン描いて、
画力も上がっていき

知っていること、
できることが増えていく
のは楽しい時間でもありました。

しかししばらく、
そんなことをやっていると

ふと我に返って
こう思うようになりました。

「絵を描くのに相当な
時間を消費している」

「この調子で制作していると
恥ずかしい絵を
大量に遺すことになるかも」

「無駄をそぎ落として
効率的に描くことを
追求した結果、

このままじゃ
画家人生そのものが
ムダになるかも…」

こういう感覚です。

大規模グループ展の
ような“人海戦術”で

話題性を作るような
展覧会企画では

参加した画家全員
が赤字になりますし

(10人で展覧会集客しても
1人で集客したときの

10倍絵を買うお客さんが
来ることはないからです。)

当時の私のように、
作家人生を消耗
することになる

画家も大量に
生み出すわけです。

これではいけない!と
思いたった私は、

様々なお勉強、
創意工夫をこらして

時間もお金も、そして心にも
たっぷり余裕をもって
制作できる環境を

なんとか作りました。

こういう状況さえ作れれば
時間効率もコストも度外視で

満足のいくまで
死ぬほど時間をかけて
絵を描くことができます。

「過去最高の1枚を目指す。」
「遺すに値する絵だけを描く。」
「納得のいくまで描き続ける。」

こういうモチベーションで
絵を描くわけです。

これこそまさに
文化的な活動だと思います。

そして美術史の本に
載っているような名作は

ほとんどがこのような
モチベーションで制作
されていると思うわけです。

あなたにしか描けない
名画を描くには

↓の材料全てを揃える
必要があるわけです。

【あなたにしか描けない名画の材料】

〇絵の具(描画材)
〇板やキャンバス、紙(支持体)
〇筆など(道具)

〇心の余裕
〇時間の余裕
〇お金の余裕
〇制作のモチベーション

これら全てがそろった状態で絵を描き
続けることができれば

きっと

“あなたにしか描けない”
“遺すに値する”名画を
描くことができると思います。

最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

それではまた
次回までさようなら~

追伸

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