社長になりました。

こんにちは！画家の黒沼です。
今回は私が社長になった日、

つまり法人化した時のお話を
しようと思います。

非常にワクワクする話
がテンコ盛り

なので是非最後まで
読んでみてくださいね！

「美術って将来の
役に立つんですか？」

「絵なんか描けても
稼げないじゃないですかぁ！」

私が中学校で美術の
先生をしていた頃

反抗期真っ盛りの
子どもたちによく

こんな悪態を
つかれていました笑

そんな時、私はもちろん
「教育者」なので

「稼げるか稼げないか
だけじゃなく

美術には○○という
価値があってだなぁ」

「□□を今のうちに
やっておくと人生が
豊かになるのだよ。」

みたいな非常に
教育的なコメントを
していたのですが

正直言って、
悔しい気持ちでいっぱいでした。

それは子どもたちに
悪態をつかれたから
悔しいわけではなく

美術の専門家＝稼げない
美術＝お金にならない

というのが「常識」
になっているのが
悔しかったわけです。

言うまでも美術には
お金では図れない

文化的な価値があり、
人生を豊かにしてくれる
大切なものだと思います。

しかし、そういった
素晴らしい価値があるなら

なんで「お金」に
変換できないんだ！

なんでそういった
素晴らしいものに携わる

美術の専門家が
「稼げない奴扱い」されて

お金と将来の不安に
怯えながら

生きていかなきゃ
いけないんだ！

こんなのおかしい！

とか思っていたわけです。
青くてすみません笑

まあそんなわけで私は

美術の専門家であっても
経済的にも豊かになれる。

美術の専門家＝稼げない
美術＝お金にならない

とは限らない！

ということを
証明したかったわけです。

そんな私の
青臭い情熱と努力が

報われる日が
やっと来たなぁ

と感じたのが
法人化を決め

「社長になった日」でした。

その日は
確定申告のため

税理士事務所を
訪れた日でした。

それまでずっと

個人事業主として
数年間、画家としてのビジネスを
やっていたわけですが

時代に合った
オンラインの手法を活用して
絵のビジネスをやった結果

「法人化しないと
税金的に損しちゃうレベル」

の利益が出始めたのです。

これは私が特別な能力を
持っていたおかげでは
ありません。

「時代にあった最適な方法」
を実践したから

ただそれだけの理由です。

「自分もついに
社長になるのかぁ」

と感慨にふけりつつ
税理士事務所で

社労士さんを紹介して頂き

今この文章を書いている時、

法人化の準備方法を
進めているのですが

まあ、いろいろ面倒な
ことが多いですね…

そして意外と
お金がかかりますね。

ひと昔前までは法人化には
資本金1000万円が
必要だったが、

今の時代は
1円でも会社を作れる！

という話を
聞いていたので

サクッと作れると思い
油断していたのですが

手続きや準備は多いし

なんと国に提出する印紙は
30万円近くかかるようですし

(紙を用意するだけで
30万円も徴収するなんて

まったく国は良い
ビジネスやってますね笑)

書類に必要なハンコは
2万円もします。

(これも良いビジネス
ですね全く…)

そんなちっさい
こと気にすんなと

先輩の事業家さんには
笑われそうですが
私は小心者なので気にします笑

まあこういう面倒くささや経費の
障壁を作らないと

お手軽にガンガン
法人化されてしまうので

必要悪なのかも
しれませんが

相変わらず
“お上”は不親切だなぁ
思ってしまいました。

そして税理士さんの
アドバイスに従い

会社設立時に実の親を
“役員”に迎えました。

親に
「会社の役員になってもらえる？
“役員報酬(ドヤァ)”もあるよ。」

なんて言ってみたら
大喜びで協力してくれました笑

自分が大好きな絵の仕事で
会社社長になる日が来るなんて
想像したこともありませんでした。

(法人化したほうが税金上お得なので
会社を作っただけなので笑)

繰り返しになりますが、私は決して
特別な人間ではありません。

“時代にあった最適な方法”で淡々と
ビジネスをやっていただけです。

なのでこの文章を読んでいる
皆さんの中にも

“時代にあった最適な方法”
を実践できれば

自分が大好きな絵の仕事で
会社社長になる方も
いるかもしれません。

「私も黒沼さんと同じく
絵の仕事で会社作りました！」

なんて報告が届く日を
楽しみにしています。

その時には
「確定申告あるある」で

ビールでも飲みながら
盛り上がりましょう笑

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

それではまた次回までさようなら～