今日の話を知らない画家さんは
ひょっとしたら
死んだような絵しか描けない
かもしれません泣
今日の話を知らないで
いっくら頑張って練習しても
イキイキした絵が描けるように
ならないんです。
今回は知らないとあなたの絵が死んでしまう
そんなメチャクチャ重要な話メチャクチャ有益な
話をします。
自分の絵は大丈夫だろうか?
あの人の絵は大丈夫だろうか?
自分の絵は死んでいないだろうか
そんな視点で“当事者意識”をもって
最後まで読んでみてくださいね。
◆こんな人に読んで欲しい!
「ウマいんだけどちょっと物足りないんだよねぇ~」
そんなことを先生に言われてきた
「あと一歩」な画家さん
自分の絵にイキイキとした“生命感”を
宿らせたい画家さん
は今日の話は非常に役に立つと思います
◆ここで突然ですがアンケートです!
Q1:絵を描く時に写真を使っている人
どのくらいいますか?
ついこの間、インスタライブで
このアンケートをとったところ
参加者のほとんどが
制作に写真を活用しているようでした。
誰もがスマホを持っていて
高画質な写真を手軽に撮れる今の時代
写真ソックリな絵を描く
画家さんだけでなく
イラスト系の絵や
半抽象のような絵を描く画家さんも
写真を使って描いているようです。
ご安心ください!
写真を使って絵を描くのはダメだ!
写真を使って描くと絵が死ぬ!
なんてことは言いません笑
※実際私も写真を見て、しかも
トレースまでして描いています。
技術を磨きたい画家はむしろ
写真を活用するのはオススメです!
ただ!
とあることを知らずに写真を使って
絵が死んでしまうのです・・
とあることを知らずに写真を使って描くと
練習してもイキイキした絵が
描けるようにならないんです・・
さてここで2つ目のアンケートです!
Q2:白黒写真をソックリ模写した絵みたことある?
このアンケートでも多くの方が
「ある」と回答してくれました。
白黒写真をソックリ模写
これは良くX(Twitter)で見る
芸能人の写真や食べ物を鉛筆で写真みたいに
ソックリ模写する感じの絵です。
イメージできたでしょうか?
まぁぶっちゃけこういう
写真ソックリの絵で驚き賞賛してくれるのは
「絵を描かない一般人」だけなんですよね
少しでも絵を知っている画家さんやコレクターさん
画商、画学生なんかの美術の専門家は
写真ソックリの絵を見ても
ビミョーなリアクションをすることが多いのです。
これはなぜなのか。
この違いはどこから来るのか
この謎も今回最後まで
読んでくれた方には
明らかになるでしょう。
◆ウマイのに全く魅力がない絵
さてさて、私はこれまで日本全国の
百貨店美術画廊で100枚以上絵を売ってきました
そして思わず欲しい!と思われるような絵を
描くプロの画家たちと交流し
たくさんの「実際に売れている絵」
たくさんの「売れない絵」
を見てきました。
これは自信を持って言えることなんですが
写真ソックリの“ウマい絵”でも
全く魅力を感じない「死んでる絵」
これは100%売れません。
不思議なくらい何度展示に出しても
売れないんです。
◆写真を見て描くとき知らなきゃいけないことがある
さてここまで言うと
「写真を見て描く=悪」
だと思うかもしれませんが
そうではありません。
写真を見て描いてはいけない。わけではないんです。
写真を見て描いた絵でも
イキイキとした魅力を感じる良い絵もあれば
死んでいるような魅力を感じない絵もあるわけです。
◆ホキ美術館の画家の制作プロセス
千葉県にあるホキ美術館では
写真と見まごうようなリアルな絵ばかりが
所蔵されていますが
ここにある絵はほぼすべて
写真をもとに描かれています。
中には写真の画像データを
プロジェクターでキャンバスに投影して
それをトレースして描かれた絵もあります。
でもメチャクチャイキイキとした
魅力を感じる絵ばかりなんです。
◆死んでいる絵とは
さてさてお待たせいたしました。
ここで今回の答え合わせと行きましょう。
写真を使って描かれた
ウマいのに魅力を感じない
「死んでいる絵」とは
〇画家の解釈、操作、主張を殺した機械的に描かれた絵
〇写真を端から端まで同じ圧力で機械的に移したような絵
こういう絵です。
こういう絵はどれだけウマくても
写真劣化コピーになってしまいます。
◆写真家だって工夫する
これは絵画に限ったことではありません。
写真を作品として表現している
プロの写真家だって
何の考えもなく機械的に
ファインダーを覗いて
シャッターを押し写真を撮って
発表しているわけではないですよね。
構図、ライティング、被写界深度(ピントの合い具合)
などを絶妙に調整して撮影して、
Photoshopなんかでレタッチもやって
写真作品に自分の美意識をのせるわけです。
◆人間の目とカメラのレンズは違う
さてさてじゃあどうすれば
「写真を使ってイキイキとした絵」が
描けるようになるのか?
という話をしていきましょう。
そのためにまず知っておきたいのが
「人間の目」とカメラのレンズの違いです。
カメラのレンズがとらえた情報である「写真」
が人間の目で見た世界とどのように違うのか?
これを知っておくことで
写真を参照にしつつ
「人間の目で見た時にイキイキとした絵」
を描けるようになるわけです。
ザックリと写真の特性を
まとめるとこんな感じ↓
〇全体的にややモノトーン
〇白飛び、黒つぶれしやすい
写真は人間の目で見た世界よりも
やや彩度が低く
極端に明るいゾーンと
暗いゾーンの情報が飛びやすい
これを知って描くと
こうなります↓
〇やや鮮やか目に描く
〇明るいゾーン、暗いゾーンの情報を足す意識で描く
そしてさらに
写真にはない、絵画ならではの「味」
を追加して
〇筆のタッチや素材の物質感などを意識して描く
〇描く/描かないの粗密のバランスをつける
こういったことを意識すると
写真絵を使いつつも絵画ならではの
イキイキとした魅力的な作品に仕上げられるでしょう。
※もちろんモチーフのチョイスや構図、材料や色彩、
描きこむポイントのチョイスなどなど
「画家の解釈」も必須です。
◆最後に
さて今回のメッセージは
写真を使ってはいけないわけではないし技術を上げたいならむしろ使うべし
画家の解釈、操作、主張を意識的に組み込むとイキイキした死んでない絵が描けるよ
といった感じでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた~